発音特訓 コース

日本語の音韻体系はフランス語に比べてはるかに小さく、日本語を発声するのとフランス語を発音するのとでは、発声器官の使い方が違います。そのため、フランス語の発音を習得することは、多くの日本人学習者にとって難題です。
しかし、フランス語を学習する方にとって、フランス語を正しく発音できるようになること、またはフランス語を自然に発音できることは最も望むことの1つだと思います。残念ながら、言語に触れずに発音だけ練習するのは簡単ではありません。ほとんどの人にとって45分または1時間ずっと発音だけをするのは骨の折れるものだと思います。おまけに、このようなレッスンを週に1、2回行っても、実際には結果が出ません。発音には経験と反射神経が必要です。短時間の練習を定期的に、又は毎日する方が良いのではないかと考えます。
そこで、特に発音練習に適した以下のようなプランを提供します。このレッスンは、発音の機械的な学習（たとえば「r」や「eu」を正しく発音する練習）だけではなく、学習者の聞き取り力に応じて、フランス語のリズム、息、アンシェヌマン（連読）、調音力など発音学習の最も重要なことを習得するためのものです。またレッスンでは、文字と発音の違いをより理解しやすくするために国際音標記号（API）を使います。

１レッスンは10分間で、1日1回行われます。最短の計画では、レッスンを一週間に等間隔で分散することをお勧めします。たとえば、3レッスン計画の場合、1つは火曜日に、1つは木曜日に、もう1つは土曜日に最後になります。